看護師blog 骨粗鬆症について|横浜市金沢区の整形外科|中村整形外科

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看護師blog 骨粗鬆症について

『骨粗鬆症』は早期発見、早期治療により、骨折リスクを下げることが可能

骨粗鬆症は、骨の強度(骨密度+骨質)が低下して、骨がもろくなることで骨折が起きやすくなる病気です。骨粗鬆症は、骨折を起こす前に診断、治療を行う事が重要です。

骨粗鬆症の検診受診率は、全国でわずか約4.7%
死亡リスクにつながる可能性も

骨粗鬆症の方は、日本では、約1280万人(男性300万人、女性980万人)と言われていますが、実際に治療を受けている方は2割というのが現状です。さらに、骨粗鬆症の検診受診率は、全国で約4.7%となっています。(ちなみにメタボ検診受診率は、45%)これでは、骨粗鬆症に対する治療以前に見つけることが困難な状況です。また、骨粗鬆症のみでは、自覚症状がなく気づかないため、骨折して初めて骨粗鬆症だったとわかるケースが多いのも特徴です。
高齢の方の場合、骨折してしまうとそれを機に寝たきりになることもあり、健康寿命が短縮しています。骨折すると再度骨折するリスクが2~4倍高く、骨粗鬆症で骨折した方は、骨折のない方に比べ死亡リスクは8倍にも上昇するというデータが出ています。そのため、骨折を起こす前に骨粗鬆症に対して治療を開始する必要があります。

加齢、女性は閉経後に増加する骨粗鬆症

骨粗鬆症は、早期発見が重要であり、定期的な検査を受けることが望ましいです。骨粗鬆症の8割近くを女性が占めており、女性ホルモンの低下する更年期以降に多くみられます。閉経を迎える50歳前後から骨量は、急激に減少し、60歳代では5人に1人、70歳代になると3人に1人が骨粗鬆症と言われています。40歳を過ぎたら、年に1回は、検査をすることが望ましいとされています。「人生100年時代」を迎え健康寿命の延伸が喫緊の課題となりつつあります。骨粗鬆症は、骨折を起こす前に早期発見、早期治療が重要ですので、下記に当てはまる方は、お気軽にご相談ください。    

・40歳以降の女性  70歳以降の男性   ・運動や外出する機会が少ない
・身長が縮んだ、または、背中が丸くなってきた   ・日光に当たる時間が少ない
・背中や腰が痛い ・喫煙、アルコールをたしなむ  
・些細なことで骨折した事がある ・カルシウムを意識した食事をしていない
・ご両親に大腿骨頚部骨折や腰椎圧迫骨折の既往がある ・体格が細身である
・治療でステロイドを長期使用している  


地域の皆様に骨粗鬆症の事を知っていただき、多くの方が骨密度検査を受けられるようサポートし、骨粗鬆症の早期発見に努め、健康寿命のお役に立てたらと思っています。患者様から「検査を受けて良かった」「早めに治療が始められて安心した」と言っていただき、やりがいを感じます。
骨粗鬆症について知りたい事、わからない事がございましたらお気軽にお声掛けください。

「人生100年時代」を楽しみましょう!

閉経後の長い人生も楽しみ尽くすために、症状があってもなくても、まずは、骨密度検査を受けてご自身の骨の状態を知る事から始めましょう。金沢文庫の中村整形外科ではDEXA法による骨密度検査を行っております。
早期発見、早期治療により骨折リスクを下げる事を強くお勧めします。


執筆:日本骨粗鬆症学会認定骨粗鬆症マネージャー・看護師 佐々木明美
監修:医師 中村龍之介